ヘッドホンアンプのメインボードです。まず、3系統の入力セレクタ部分。2系統はバッファアンプ付きのライン入力で1系統はD/Aコンバータです。
セレクタには、Analog DevicesのアナログスイッチSSM2404を使用します。その素晴らしいアイソレーション特性を発揮させるには、プリント基板のアートワークでの工夫が必要不可欠ですが、どこまでできるか・・・?
ライン入力には、DCカットのコンデンサを挿入しています。コンデンサ容量を低めにするため、負荷抵抗を高くしました。バッファアンプには、入力バイアス電流の小さいFET入力のオペアンプOPA2134を選定しています。
ところで、オペアンプが生ずるノイズは、入力雑音電圧密度と入力雑音電流密度に大きく影響を受けるそうです。選定に際して、DIYな音響関連電子工作で配布されている出力雑音密度を計算するExcelシートを利用させて頂きました。
2010.5.10追記 コンデンサ定数を修正
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