2014年5月18日日曜日

初めてのオキナワ

お騒がせのピーチ航空でオキナワに行ってみました。連休を外すとめちゃ安くてびっくりです。関空の第2ターミナルから出発。飛行機には歩いて乗り込みます。


首里城近くに宿を取り、首里城には歩いて向かいます。オキナワは既に梅雨入り。基本、曇りがちでした。まずは、玉陵(たまうどぅん)。琉球王朝の陵墓で世界遺産でもあります。中に入ると静謐な空気が広がっています。






今回の旅の目的地、首里城は琉球王国の王城です。建物は沖縄戦や琉球大学の建設でなくなってしまい、現在の建物は復元されたものです。首里城跡は世界遺産に登録されています。首里城公園に入ってすぐに有名な守礼門がありました。そういえばミュージアムショップで守礼門の絵がかかれた2千円札をお釣りとして受け取りました。間違えそうなので早々に使ってしまいましたけれども。


守礼門を通ってすぐに園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)があります。この石門は地味ながら、世界遺産に登録されています。


見慣れない鳥がいました。バリケン(台湾アヒル)というそうです。近づいても逃げないので眺めていたら、ヒヨコまで出てきました。




首里城は、造形と色遣いが派手。内外の観光客で溢れています。人波が引いたところを撮影。





世界遺産は「首里城跡」なので復元された建物は世界遺産ではないそうです。基礎の石積みは昔の物なので世界遺産だそうです。ガイドの方が言ってました。



首里城近くに首里金城町石畳道という”沖縄らしい景観”の石畳道があります。写真ではわかりませんが結構な急斜面。敷き詰められているのは石灰岩なのでツルツルではないですが雨に濡れて少々怖いです。



この家は、NHKのドラマ「ちゅらさん」のロケ地だったそうです。小さな立て看板にそんなことが書いてありました。


昼食は、教えてもらった 軽食の店ルビー。ランチのボリュームがすごいと評判だそうですが、体調不良のため普通のメニューをチョイス。甘いアイスティーが金やかんで飲み放題なのが驚きでした。


斎場御嶽は、琉球王朝時代の最高位の聖地で岩で出来た洞門の奧はお祈りの場となっています。


駐車場から斎場御嶽に向かう途中に居心地の良いカフェがありました。海が一望できて贅沢な時間を過ごせました。海のイスキア



斎場御嶽からすぐ近く 知念岬公園。”270度オーシャンビュー”は嘘ではありませんした。



”神の島” 久高島も見えます。天気が良ければ、もっとキレイと思います。


那覇に戻り、スーパーのジミーへ。アメリカンスタイルのスーパーということで気になっていました。自家製のケーキやパイなどもあり地元では洋菓子屋さんとしても知られているそうです。見たことのない輸入菓子類が多数。そして和洋琉?折衷の品揃えは見ていて飽きません。土産物を多数購入しました。


”ヒヌカントートーメー”、”チャーギ” 何コレ?と思いパシャリ。榊みたいなもんですかね。検索して初めて知りましたが、トートーメー問題は大変らしいです。



有名な美ら海水族館をスルーして備瀬フク木並木を見に来ました。広告などで見かける”オキナワ”の風景です。住宅地の中の並木道です。








並木道を抜けると海岸に出ます。時々、晴れ間が見えて日射しの強さが半端ではない感じ。


磯の中をのぞき込むと青い魚が泳いでます。


今帰仁(なきじん)城跡は、県内最大級の城(グスク)で世界遺産です。城壁だけが残ってます。





2005年に橋が出来た古宇利島は海がキレイと評判だそうです。珊瑚礁の島で曇りの日でも島の周りだけ海が妙にキレイに見えます。


古宇利島にはハートロックがあります。嵐のCMで2つの岩を重ねるとハート型に!?ティーヌ浜は砂じゃなくて珊瑚の粒でした。




「旅行好きが選ぶ!日本全国道の駅ランキングTOP20」 1位に輝いた道の駅 許田に立ち寄りました。雑多なお店が入っていてワクワク感を感じます。駐車場は満車状態です。チケットショップまであって旅行者に便利です。


評判の おっぱソフト も買えます。


座喜味城跡も世界遺産に登録されています。ここは唯一城壁の上を歩くことが出来る城(グスク)だそうです。小説で読んだ中世イギリスの城跡はこんな感じなのではと思いを馳せました。(行ったことはないですが)日没近くなって駆け足で見ましたけれども、印象に残りました。やちむんの里が近くにあったようですが、時間があれば立ち寄りたかったですね。






オキナワではステーキが良く食べられているそうです。確かにお店もたくさんありましたが、食べログに米軍が運営しているレストラン SEASIDE RISTORANTE があり一般の人も入れるという情報を見て行ってみることにしました。一応米軍の敷地内ですが、基地によくあるゲートは開放されていて自由に入れます。食べログによると、働いている人は日本人なので日本語で注文できるし日本円で支払いもできるらしい。
駐車場に車を止めて周りを見ると、Yナンバー(米軍関係者の車)ばかり。少々迷いながら、意を決してお店に入ると、どうみても米国人の店員さんが出てきます。当然英語で話しかけてくるので、汗をかきつつ席に案内してもらいましたが、オーダーの途中で店員さんが何言ってるのかわからなくなり、ギブアップ。店員さんも「こりゃアカン」とばかり、日本人のスタッフに交代してくれて事なきを得ました。帰りしなには、件の店員さんに挨拶して帰りました。いろいろありましたけども面白い体験でしたね。





米軍の普天間基地には、あのオスプレイがたくさん駐機していました。テレビニュースでよく見かける構図ですが、宜野湾市の嘉数高台公園の高台にある展望台からの撮影がお約束になってるそうです。


第一牧志公設市場は国際通りからも近い観光スポット。見慣れない食材がたくさん並んでいます。食材を買って、2階の食堂で調理して貰ってその場で食べることが出来ます。場内は独特なニオイがあります。


公設市場の近くにあるソーキそばの店。1時半頃に行くとガラガラだ!と思って席に着くと、後から後からお客が入ってきて満席状態に。繁盛してます。


壺屋やちむん通りにある、うちなー茶屋 ぶくぶく。”幻のお茶” ぶくぶく茶が飲めると、ガイドブックにありました。その名前に惹かれて訪れました。さんぴん茶の上に炒った米で作った泡を浮かべて一緒に飲むというもの。口の周りが泡だらけになるのでは?と聞くと、鼻にも泡がくっつきますとのこと。変わったお茶でした。



ぶくぶく茶を飲んで、やちむん通りに戻ると、赤い色が印象的な陶器が目に入ります。青い魚のお茶碗が並んでいたので、この赤い色を使った物はないかと尋ねると期待通り店の裏から出してきてくれ、自分用の土産になりました。長男さんの作品とのこと。なぜかお店の人に、沖縄に住んでるの?と聞かれてしまいました。フク木並木を見に行って日焼けしたせいかも。新垣製陶所