2017年11月11日土曜日

高速DAC基板を動作させる

DE0-nanoでつくった1MHzのIQ信号の波形です。自作高速DAC基板が動作してくれなくて困ってましたが、DACへのクロック供給方法を間違えていてCLKINとDCLKIO同相にしたらあっさり動作。思い込みではダメですね、データシートにはちゃんと書いてありました。


この波形写真、TDS3014B内蔵Webサーバにアクセスできず、仕方なく画面をデジカメ撮影することに。Chrome/IE/EdgeともにNGでしたが、ブラウザの互換性を疑っています。

高速DAC基板について

14ビット 2chの高速DAC AD9717が乗っています。各種実験ができるようDAC出力にはフィルタをもうけず、IQ信号をSMAコネクタでそのまま出力します。
クロックは、Si5338でDACとDE0-nanoの各々に個別に変更できるようにしています。基板の一番下に付いてるのは、AVRマイコンでAD9717とSi5338の初期化に使います。
基板は4層でELECROWで製造して貰いました。







高速DAC基板の駄目なところ


  • DE0-nanoへLVDSでのクロックを供給するつもりでしたが、DE0-nano側に終端抵抗がなくて断念しました。
  • C25, FB3のシルク位置が逆。LDO出力の短絡で気が付きました。電源供給前にわかって良かった。