2017年3月21日火曜日

斬新!猫に蛸です。


デザインは昔々からのもの。専門家曰く猫(招き猫)と蛸(多幸)の目出度い組み合わせ。


サイドはこんな感じ。手作りゆえ土人形の表情はすべて違います。

山形県米沢市・相良人形


2017年3月18日土曜日

TRIO FMチューナ KT-9900 近代化改修: FPGA書き込みケーブルが使えない

FPGAのソフトを少し変更し、書き込もうとしましたが、iMPACT が書き込みケーブルを認識しません。デバイスマネージャはちゃんと認識しているのになぜ?


Console画面をよく見るとこんなメッセージが。
Connecting to cable (Usb Port - USB21).
Checking cable driver.
 Driver file xusb_xlp.sys found.
 Driver version: src=1029, dest=1029.
 Driver windrvr6.sys version = 11.5.0.0. WinDriver v11.5.0 Jungo Connectivity (c) 1997 - 2014 Build Date: Jan 26 2014 x86_64 64bit SYS 13:30:18, version = 1150.
Invalid device driver license.Cable connection failed.
Webの記事を参考にデバイスマネージャからドライバーの更新を試しましたがNG。次にドライバの再インストールを行って無事認識できました。
  • デバイスマネージャでJungo ConnectivityのWinDriverをアンインストール
  • C:\Windows\System32\drivers\windrvr6.sysを削除
  • スタートを右クリック ⇒ コマンドプロンプト(管理者)⇒ C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\ISE\bin\nt64\install_drivers.exe を実行
しかし、1月にはちゃんと動いていたのに何が原因だったんだろう?

2017年3月12日日曜日

TRIO FMチューナ KT-9900 近代化改修: フロントエンドの利得低下

フロントエンドを改修してミキサに入る前で信号を引き出して使っています。当初の利得は13~14dBでしたが、気がつくとほぼ0dBに低下していました。これは、新品交換したはずのトリマコンデンサの不良が原因で再度別のものに交換して対応完了。結果的に利得は18~19dBに上がりました。


当初はアンプの不良を疑い、2段あるFETの直流電圧をテスタで測定したところ正常でした。それならと、スペアナで直接レベルを見てようということでBNCケーブルにみの虫クリップを取り付けたテストリード線を作りました。直流カットのためコンデンサも直列に入れてます。これを使って、FETの段ごとの利得を確認しますが極端に利得が下がっているわけではないようです。



次に、同調調整をやり直します。すると、コイルの同調コアが1個割れていることに気がつきました。


割れたコアはドライバーで回しても空回りするばかり。千枚通しを駆使し砕いて丁寧に除去します。代わりに昔の東光のRFコイルのコアを移植して使います。このコアの交換後に再調整しましたが状況は改善しません。更には、調整中にまたコアが割れて回せなくなり心が折れそうになります。


さらに同調調整を進めていると今度は、トリマコンデンサを回すと大きくレベル変動するのに気がつきました。場合によっては10dB以上乱高下します。これ、新品交換したはずでしたがどうやら接触不良のようです。ジャンク箱を探すと表面実装用?エアトリマがあったので代わりに交換しました。


トリマコンデンサを交換して利得を測ってみると、結果的に従前よりも利得が上がっていました。利得差がトリマコンデンサの影響だったのかはよくわからないところです。
  • 76MHz受信時: 17.8dB
  • 83MHz受信時: 18.9dB
  • 90MHz受信時: 19.3dB