ケースのレイアウトを検討しています。FPGA FMステレオチューナと幅と奥行を合わせるつもりですが、収容量に余裕がないため基板サイズを決めてから、基板設計に着手する予定です。作成したパネルイメージを次に示します。
フロントパネルイメージ
リアパネルイメージ
ケースの中身は、結構ぎっしりです。検討過程では、トランスをケースの中央付近に配置できるよう配慮しました。最終案は、数パターンの配置からケースの重心にもっとも近くなるものを選定しています。中央から左よりの配置ですが、ケースの自重もそれなりなので持ちあげたときの違和感はそれほどないのではと思っています。また、これから設計するデジタル入力インターフェース基板やヘッドホンアンプ基板に使えるスペースが少ないので、それに合わせて部品選定や回路規模を含め再検討が必要かもしれません。
ケース内のレイアウト
使用部品
使用材料、たくさんあります
- ボリューム
回したときに適度にトルクを感じるという理由でTOCOSのRV24YNを選定。写真のものは、ジャンクからの取り外し品ですが、配線コードをストレートに接続せずに、ボリュームの周りを1周させています。こうすると端子に無理な力がかかりにくそう。この配線方法、真似しようと思っています。
- つまみ
実は、いちばん選定に悩んだのはこの部品。カッコイイつまみは意外に高価。予算との兼ね合いもあり決定打は見つからず、形状がシンプルで大きめサイズということで、LEX丸三電機のアルミ削り出しツマミMF-40(直径40φ、高さ19)をセレクト。
- 電源スイッチ
E-SWITCHのRR3130ABLKBLKFS。ロッカースイッチと呼ぶそうです。(波型スイッチのほうがなじみがあります)
- ヘッドホンジャック
いわゆるフォーンジャック。ギターアンプについているような無骨なものばかりのなか、トモカ電気の店頭で見てくれのよいNEUTRIKのNJ3FP6Cを発見。ロック機構付きで、赤いボタンを押さないとプラグは抜けません。
- ロータリスイッチ
6接点タイプ。接点が剥き出しではなくて密閉されているタイプから選定。Digi-Keyで探したが、ひどく高価なものばかりだった。結局、以前よく出回っていたアルプス電気のSRRN1026Sを在庫限りということで共立エレショップで購入。SRRNシリーズはWebに掲載されているが型番が異なる。モデルチェンジした模様。入手品の仕様は、定格0.15A DC12V、ショーティングタイプ。定格電圧が思いのほか低く意外だった。
- キャノンコネクタ
パネル取り付けタイプの3ピン・オス。キャノンといえばITTだが、業務用っぽいイメージがあるので、SwitchcraftのE3MSCをRSコンポーネンツから購入。この商品、『Alliedカタログ商品からのお取り寄せ商品』ということで、送料無料でした。Allied Electronicsというのは、Digi-Keyみたいな電子部品の通販業者みたいです。
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