2010年11月8日月曜日

おじさん工房: AMラジオ SDR-1(Software Defined Radio) その2

とりあえず組み立て。
APB-1より部品数が少ないので組み立てやすかった。1点だけ問題あり、12V電源ラインの平滑コンデンサC40(220uF)に6.3V品が添付されていたので手持ちと交換。

組み立て後、早速動作テスト。・・・ぜんぜんラジオが受からない。
当家ではラジオの受信状態が極端に悪いことを忘れていました。そこでAPB-1で試験信号を発生させて受信してみることに。APB-1とSDR-1を直結すると過入力で音が歪んでしまいますが、そうしなければ良好な受信音がします。少々ノイズっぽいですが音抜けがよい印象。

あと気になったのは、局発にFLLを採用しているため周波数変更時にビート音が変動するところ、そして通常受信時にわずかに聞こえる6kHzのビート音の周波数がわずかに震えているところ。これは金属ケースに入れるとか対応しなきゃいけなさそうです。
もうひとつ、アンテナ入力が過入力のとき、入力レベルを替えていないのにアンテナレベル表示が47と41の間をパラパラと変動したり、音量がだいたい10秒ごとに1秒ぐらいのあいだ大音量となりその後普通の音量に戻るという現象が起きました。現実には、そんなレベルで受信することはあり得ないですが、AGCのアルゴリズムの問題と推測されますので、いずれファームアップデートで改善されるものと思います。

現時点では些細な問題が残りますが、スピーカの音を聞きながら、これがAVRマイコンの演算で復調した音なのかと考えると、何だかスゴイなぁと想うばかりです。









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