2011年10月19日水曜日

ELECTRONIC TOUCH'N TUNEラジオの修理(1)

ラジオの修理を頼まれました。松下製の1970年頃の輸出モデルらしく洒落た外観でAFNが似合いそうなイメージです。特徴的なのは、"ELECTRONIC TOUCH'N TUNE"というオートチューニング機能です。ボタンをポチッと押すと受信周波数を示す中央の小振りなメータの針が動き出し、ラジオ電波をキャッチすると自動的に止まります。





故障というのは、自動的に同調したラジオの音が歪むというもの。まるで同調がわずかにずれているように聞こえるそうです。当地でテストしたところ、自動同調機能は調子良く動作するものの電源ハム音が聞こえて歪みがどうこうという以前の状態でした。










フタを開けて中を見ると、PNP型のゲルマニウムトランジスタやNPN型のシリコントランジスタが使われています。内部の電源はプラス接地になっていて時代を感じさせます。
基板を裏返すと盛ってナンボという調子でハンダの量が多く、ショート寸前や大きなハンダごみがフラックスで浮かんでいます。1970年代のメードインジャパンはこのような状態だったとは。

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