ヘッドホンアンプのプロジェクトが一区切りしたので、JimCom氏設計のSDR受信機基板を完成させようと思っています。この基板のマスタクロックには、Silicon LaboratriesのSi570が採用されています。Si570は、プログラマブル型の水晶発振モジュールでI2Cで周波数を可変でき、しかも低ジッタであることが知られているため、他の自作SDR受信機でも多くの採用例があります。(アイキャスエンタープライズのUSBシンセサイザーキットなど)
Si570イメージ図(データシートより)
データシートによると、4~5GHzの内蔵DCOを適宜分周して出力を得ているとあります。最近は凄いデバイスがあるものです。びっくりしました。ちなみに消費電流は100mA前後となっています。そりゃ大食いになるよね。
ところで、このデバイスの入手には少し困りました。キットなら前述のサイトで入手出来ますが、デバイス単体を在庫している小売店が見あたらないのです。海外の個人サイトで頒布している例は散見されますが、言葉の壁と海外の見知らぬ個人との取引には抵抗を感じます。そこで、『在庫なし・お取り寄せ』だったMouser Electronicsにオーダしてみました。かなりの長納期を覚悟していましたが、結果的には3週間ほど、1月上旬にオーダーして1月末には手元に届きました。
Si570は出力電圧、周波数範囲、安定度、デフォルト周波数等を任意に指定してオーダーできます。私が購入したのは570BBC000141DGという型番のもので、LVDS出力・安定度20ppm・周波数範囲10-280MHz・デフォルト発振周波数56.32MHz・I2Cアドレス0x55(0d85)となっています。(型番が570・・・で始まっており、MouserでSi570として検索してもヒットしませんので注意!)
次回以降は、Si570をAVRマイコンで制御することにチャレンジしてみようと思います。
データシートによると、4~5GHzの内蔵DCOを適宜分周して出力を得ているとあります。最近は凄いデバイスがあるものです。びっくりしました。ちなみに消費電流は100mA前後となっています。そりゃ大食いになるよね。
Si570内部ブロック図(データシートより)
Si570位相ノイズ(データシートより)
ところで、このデバイスの入手には少し困りました。キットなら前述のサイトで入手出来ますが、デバイス単体を在庫している小売店が見あたらないのです。海外の個人サイトで頒布している例は散見されますが、言葉の壁と海外の見知らぬ個人との取引には抵抗を感じます。そこで、『在庫なし・お取り寄せ』だったMouser Electronicsにオーダしてみました。かなりの長納期を覚悟していましたが、結果的には3週間ほど、1月上旬にオーダーして1月末には手元に届きました。
Si570は出力電圧、周波数範囲、安定度、デフォルト周波数等を任意に指定してオーダーできます。私が購入したのは570BBC000141DGという型番のもので、LVDS出力・安定度20ppm・周波数範囲10-280MHz・デフォルト発振周波数56.32MHz・I2Cアドレス0x55(0d85)となっています。(型番が570・・・で始まっており、MouserでSi570として検索してもヒットしませんので注意!)
指先大のデバイス3個が大きな段ボールで届きました
これがSi570、たった5×7mmの大きさ
次回以降は、Si570をAVRマイコンで制御することにチャレンジしてみようと思います。
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