2010年6月20日日曜日

岐阜県神岡・老田屋の飛騨ラーメン

久しぶりに岐阜県の神岡を訪れました。この町は、岐阜県北部富山県境近くに位置しており、かつて神岡鉱山の町として栄えていました。最近では、ノーベル賞を受賞された小柴博士の研究の舞台として鉱山跡地を活用したニュートリノ観測施設『カミオカンデ』が脚光を浴びました。

この町を訪れるときは、決まって老田屋のラーメン(中華そば)を買って帰ります。飛騨地区では高山と近郊に中華そばの有名ブランドがいくつかありますが、私の舌にいちばんマッチしているのが老田屋です。それもこのストレートスープ付きがベスト!と思っています。今回は、道の駅スカイドーム神岡で購入しました。他にも、バロー神岡店(もと神岡鉱山購買部?)でも売っていたと思います。





老田屋(2002年2月撮影)


神岡のことを調べていたら、スーパーカミオカンデ一般公開に参加したときの写真が出てきました。写真は2001年8月のもので、壁一面に取り付けられたガラス球のようなものが浜松ホトニクス製の光電子増倍管です。この3ヶ月後の11月には不幸な事故により、このセンサの多くが破損してしまいます。
ところで、このスーパーカミオカンデ(神岡宇宙素粒子研究施設)について『神岡鉱山の地下1000m』という説明をよく見かけます。私は、エレベータか何かで地下奥深くまで潜っていくイメージを持っていたのですが、実際には鉱山の坑口から水平に奥深く入っていったところにカミオカンデはありました。どうもその上に、高い山があるということのようです。


保守中のスーパーカミオカンデ上部から中を臨む




カミオカンデには、このような坑道を通って行きます


このスーパーカミオカンデなどを含む見学に興味をお持ちの方は、毎年夏頃に開催されるジオスペースアドベンチャーに参加されてはいかがでしょうか。残念ながら今年度の募集は締め切られていますが、他にも東京大学宇宙船研究所主催で中高生を対象としたイベントはまだ募集中のようです。いずれも人気を集めているものと思いますので、普段からのチェックが肝心です。

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