係数ROMの作成
まずはデジタルフィルタのコードを移植です。係数ROMはハードIPなので、アルテラのハードIP "ROM: 1-PORT" をインスタンシエートします。基本的な機能は、ザイリンクスと同じなので同じ機能になるよう設定を進めます。ザイリンクスではフィルタの係数をCOEファイルで指定していましたが、アルテラでは、MIF(Memory Initialization File)かインテルHEXフォーマットを使います。このファイルは、QuartusでFile ⇒ New ⇒ Memory Initialization Fileとすると手入力できます。とはいえ、係数は256行もあるのでエクセルで所定フォーマットに変換後、QuartusのMIFファイルにコピペ。Quartusのエディタを使うと係数データが2進数なのに、DATA_RADIX=UNS(Unsigned decimal)とされてエラーになるので"BIN"に修正しました。
MIFファイルのイメージ
WIDTH=18;
DEPTH=256;
ADDRESS_RADIX=UNS;
DATA_RADIX=BIN;
CONTENT BEGIN
0 : 000000000000000001;
1 : 000000000000000001;
2 : 000000000000000000;
3 : 111111111111111111;
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