2016年7月3日日曜日

Windows 10 スティックPC に放熱板を付ける

Windows 10が動作するスティックPCを買ってみました。ドスパラの運営会社が販売する DG-STK3 なんですが、使っていると結構熱を持ちます。値段が安い代わりに、改造前提のようで熱対策として空冷ファンを取り付ければ万全ですが、自然空冷にしたいのでちょっとした放熱板を取り付けてみることにしました。

DG-STK3の蓋を開けたところです。
HDMI端子に隣接した溝付きの黒い小さなアルミ板がなんとCPU用の放熱板。さらにアルミ板の固定ねじを外すといきなりCPUが顔を出します。本来であれば既存の放熱板をより大きなモノに交換したいところ、いろいろ考えてまずは既存の放熱板はそのままにして追加の放熱板を取り付けることにしました。



これが新たに取り付ける放熱板です。これを固まる放熱用シリコーンで取り付ける魂胆でしたが、残念なことに既にチューブの中で固まっていました。前回、いつ使ったのか、開封したら早めに使えと言うことです。


仕方が無いので手持ちから熱伝導両面テープを使うことにしました。これは凸凹がある面には不適とされているため、溝付き放熱板には粘着力不足。貼り付けに苦労しました。




放熱板を貼り付けたところです。剥がれないよう結束バンドで無理矢理固定します。


Pカッタで蓋を適当な大きさに切断します。


蓋を取り付けてひとまず完成と言うことにしました。



使用に際してですが、初期設定でUSB接続のキーボードとマウスが必要です。Bluetooth接続のキーボードとマウスで作業を始めようとしたらいきなり困りました。よく考えたら当たり前の話なんですけどね。

さて使い勝手ですが、作業後電源を入れると画面が表示されず、電源コード抜き差しでも復活しないので焦りましたが、PCと同じ要領で電源スイッチ長押しで再起動できました。SSDだからでしょうか意外に快適です。レグザだと画面から少しはみ出る感じですが、テレビ側の問題でしょうかね。
残念なポイントとしては、無線LANが不安定なところでしょうか。突然通信できなくなったり、無線LAN APに再接続操作が必要になったり、使い物にならないという印象です。これは、無線LANチップが高温となると駄目という話ですが、無線LANが5.6GHzに非対応だったこともあり、USB接続の無線LAN子機を追加購入することで対応しました。

気になる動作温度ですが、30分ほど例のStationTVでテレビを見てからの、コア温度は次の通りでした。室内温度28度での測定値ですから、夏場は少々苦しいかもしれません。



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