今回、『おおたかどや山標準電波送信所開局10周年記念』と称して10周年記念カード(ベリカード)が12月31日までの期間限定で発行されています。早速、「受信報告」を送ってみたところ、送信アンテナの写真が写ったカードが届きました。

JJYの受信確認証(ベリカード)
受信確認証の発行条件として電波時計での受信は対象外と明記されています。「おおたかどや山」の周波数は40kHz。長波も受信可能なSDR受信機でコールサインのモールス信号を聞ければ良いわけですが、あえて信号の可視化を試してみました。(まあ趣味ですから・・・)
まず受信アンテナです。
電気配線用のモールを十字型に組み合わせガムテープで固定。この枠に細いワイヤーを2回巻いてビニルテープで固定してみました。製作時間は15分ほどです。もとの電波が強いので非同調のいい加減なアンテナでもなんとか受信できます。

枠型アンテナ
これを物干しから吊します
受信機としては、スペクトラムアナライザを使いました。ウォーターフォール表示機能でモールス符号が見えてきます。まあ特徴的なパルスの断続なので耳で聞いてもわかりそうです。
モールス符号の一覧はこちら。(ウィキペディアのページ/JARLのページ)

可視化したモールス符号
右側に同じタイミングで
60kHzも見えます。
このJJY、もともとは短波帯のサービスでしたが2001年3月で短波での送信を止めてしまいました。当時を懐かしむ人がいるのか、短波JJYもどきの時報音を発生させるキットまであります。これに、NICTのページで公開されている時報音声データを組み合わせればカンペキかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿