2014年2月11日火曜日

かみのやま 奇習・カセ鳥

上山の奇習「カセ鳥」を見てきました。見てるだけでも楽しい!いかにも東北のお祭りって感じです。

上山市観光物産協会
カセ鳥保存会
藁の服を着て水を掛けられる奇習カセ鳥









カセ鳥グッズも買いました。



2014年2月9日日曜日

DE0-nano 拡張ボード: 高周波出力部(1)

この基板を使って、ベースバンドのイメージ成分から直接高周波信号を取り出す方法と Low-IF をアップコンする手法の2通りを試してみたいと考えています。


ベースバンド用 D/A コンバータ
以前の記事でも書いたとおり、D/A コンバータは Interpolator 内蔵 12bit で 1Gsps 動作できる AD9776A を選びました。素晴らしく高機能である代わりに高価なデバイスです。



アップコン用 直交変調器
最近のSDR基板を見ていると、D/A コンバータと直交変調器の組み合わせで簡単に VHF ~UHF に亘る広帯域の送受信機を実現しています。

Myriad-RF は、Lime microsystems の "Field programmble RF IC" LMS6002D を使い 主要機能はほぼワンチップです。これで 300MHz - 3.8GHz まで送受信できるということです。


HackRF というのもありますね。これは D/A・A/D、IF Up/Down Conv.、RF Up/Down Conv. 機能別のデバイスを組み合わせています。


今回は、ADRF6755 を使いたいと考えています。
いちばん設計が難しそうな VCO と同調回路を内蔵し、PLL シンセサイザと直交変調器がワンチップになっています。VCO は、100MHz - 2.4GHz をカバー。


ただ、パッケージが 0.5mm ピッチの LFCSP と聞き慣れない名前です。図をみると、QFN とよく似た雰囲気。チップ側面に電極が見えているなら手ハンダできるのでは、と期待しています。


2014年2月8日土曜日

DE0-nano 拡張ボード: オーディオ入出力部(1)

まずは使用部品を選びます。以前の FM トランスミッタと同じような入力構成を想定しています。なるべく部品点数を減らしてシンプルにしたいです。

デジタルオーディオインターフェース
DE0-nano 側のクロックに同期させるため、サンプルレート・コンバータ内蔵のものを探すと。。。Texas Instruments の SRC4382 (送受信), SRC4392 (送受信) や Cirrus LogicCS8420(送受信), CS8422(受信) が見つかりました。コスト、機能、入手性を考慮すると SRC4382 が良さそうです。

特長
・THD+N -125dB
・入出力サンプルレート 最大216kHz
・電源 +1.8V, +3.3V
・TQFP 48ピン
・ホストインターフェース SPI / I2C



SRC4382 内部ブロック図


デジタルオーディオ用 光モジュール
要はトスリンクなんですが、以前よく使っていた東芝 TORX147 / TOTX147 は入手が難しくなってきました。Digi-Key では類似品として Everlight ElectronicsLite-On の製品があります。
TORX147 / TOTX147 とピンアサインが同じで小型なシャッター付きとして、次の製品を想定することにします。取付穴を少し考慮しておけばどちらでも使用可能にできます。
サンプルレート 192ksps に対応できればステレオコンポジット信号を出力できますが、伝送速度は最大 16Mbps のため 96ksps 止まりです。

受信用 PLR135/T10
送信用 PLT133/T10W



オーディオ出力用 D/A コンバータ
前回の失敗を教訓に、少し改善を図ります。ただ、ステレオコンポジット信号を扱うにはオーディオ用 D/A コンバータは、帯域特性の点で役不足と思っています。それでもオシロでそれらしい波形が出ているのを見たいだけなのでここはコストの都合で妥協です。
192ksps対応、5V単電源動作できてラインドライバ内蔵の D/A コンバータを探したところ、Texas Instruments の PCM510x シリーズが良さそうです。32bit 384ksps 対応で、音声特性の違いで PCM5100A, PCM5101A, PCM5102A の3モデルがあります。入手性を考えて PCM5102A を選ぶことにします。




USB シリアルインターフェース
将来用に付けておきます。FTDI の FT232RL なら秋月電子でも取り扱いがあります。