とりあえず仮組み。構造上仕方のないことですが電線管は円形にならずひしゃげた形となり、格好良いとは言い難いです。エレメントとして使う同軸ケーブルはフジクラ5D-2Vを選びました。テレビ用の同軸ケーブルは、編組の銅線が少な目なのではと先入観があったことが理由です。(実際にどうなのかは検証していません)
写真のものは、短辺方向が直径52センチ、長辺方向が58センチです。巻き数は6回で、それ以上はちょっとムリのようです。
次に、エレメントのみの単体特性です。まず自己共振点が2.75MHzになっています。以前の記事で4回巻から2回巻に変更して実験していたのに見事に忘れていました。インピーダンス測定値で抵抗分の指示値がマイナスになったりしていますが、これは測定系の問題なので無視して下さい。最後のインダクタンス値は、自己共振点に近づく(周波数が高くなる)につれて増加していることが読み取れます。インダクタンス値が受信帯域内で変化していると、厳密にはラジオの受信音質に影響すると思っています。今回は600kHz~800kHzで使用するので良くはないけれどダメでもないかと自分に言い聞かせて、(修正が面倒なので)このまま進めてみます。
2012年2月26日日曜日
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