2009年12月23日水曜日

FMステレオチューナ: 操作表示部(3)

 気分屋に見えるラティスのispLEVERの振る舞いと付き合いながら、選局ができるところまでようやくたどり着きました。ボタンを押すと、放送局が切り替わる。当たり前の動作ですが苦労して作り上げてきたので嬉しくなります。


操作表示部を仮組み


 操作表示部の基板からFPGAチューナに基板に渡す選局データは現状で次のようになっていますす。(変更する予定です)
 これらの配線は、本来ならマイコンのシリアル対応ポートに接続しなくてはいけないのですが、設計時にはそういったことを考えてなくて汎用ポートに適当に繋いでしまいました。そのためプログラムがメンドクサイことになってます。やってみて初めてシリアルポートのハードウェアが埋め込まれている理由が理解できました。

シリアル転送タイミング


上の波形をAVRで再現



ロジアナで波形を観測



ロジアナで観測


 Cで適当に組んだプログラムなので、意図したタイミングとはちょっと違います。でもそれに合わせて受信側でなんとかしましょう。

 最後に課題です。
  • シグナルメータの実装:FPGAチューナ基板のIQ信号から演算結果をドットマトリクスLEDに表示
  • ロータリエンコーダ、プッシュボタンの操作フィーリング改善:チャタリングが取り切れてない
  • プリセットメモリの実装:現状ではプリセット周波数はプログラム中でベタ書きしている
  • 3端子レギュレータの放熱:熱くて触っていられないほど。少し大きめの放熱器を連結するか、銅板でシャーシと連結して改善できないか
  • プリアンプが発振気味:片面基板のせい?銅テープを貼り付けてアースを強化して収まってくれるといいなぁ

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