2015.1.19 追記
RTX1100でもブラウザで設定画面に入れます。勘違いしていました。中古価格が安いのは100BASEまでしか対応していないからでしょうね。
ジャンクで入手した場合、コンソールに入るためのパスワードがわからないので設定を工場出荷状態に初期化する必要があります。ところが初期化状態ではデフォルトIPがないのでLANからtelnetで入れません。従ってCONSOLE端子にシリアルで接続することになるかと思います。
ところがシリアルケーブルを準備してさあ接続というとき、PCにシリアル端子が無いことに気がつきました!しかもルータ側のコネクタがオス・メスが逆です。クロスケーブルを用意せいということみたいですね。仕方ないのでUSBシリアルケーブル、ジェンダチェンジャ、シリアルリバースアダプタを用意することに。
余談ですが、シリアルケーブル不要の方法もあるそうです。(後から知りました)
RARPDサーバからIPを付与する方法と、IPv6のリンクローカルアドレスで接続する方法だそうです。
とりあえずヤマハのWebからマニュアルをダウンロードします。
工場出荷状態に戻すには、ルータのINITスイッチを押しながら電源を入れるそうです。
次に件のUSBシリアルケーブルを使ってTera Termで接続します。画面がなんとなく懐かしいですね。端末パラメータは 9,600bps、デフォルト文字セットはSJIS。Returnキーを押すとパスワードを聞いてくるのでそのままReturnキーを押すとログインできます。administratorパスワードも同様に空白でした。
なお、パスワードを失念した場合でもCONSOLEから“ w,lXlma”でログイン可能です。(ただしセキュリティクラス 第2パラメータ “on”の場合のみ)とりあえず、LAN1ポートに192.168.1.100を割り当てることにします。"administrator"で管理者モードに入り"ip lan1 address 192.168.1.100/24"と設定。設定内容を"show config"で確認して"save"で設定を保存します。
> administrator
Password:
# ip lan1 address 192.168.0.100/24
# show config
# save
Telnetでアクセスできるようセキュリティクラスを変更します。管理者モードで"security class 2 on on"とします。"show environment"で設定を確認後に保存します。
# security class 2 on on
# show environment
# save
ファイルをアップロードするPCがルータにアクセスできるよう、ルータのtftpサーバにアクセス許可設定を行います。アクセス許可設定はtftp hostコマンドです。
# tftp host 192.168.0.4
# save
次にWindowsでtftpコマンドを使えるよう設定します。Windows7以降は「TFTPクライアント」機能がデフォルトで無効なっています。コントロールパネル → プログラムと機能 → Windows の機能の有効化または無効化 で"TFTPクライアントに"チェックを入れます。
先ほどダウンロードしたファームウエア rtx1100.bin をPCの C:\Users\自分のフォルダ に置いておきます。コマンドプロンプトを開き、tftpコマンドでルータにファイルをアップロードします。
> tftp -i 192.168.0.100 put rtx1100.bin exec
ファイルをアップロードすると数十秒でルータが自動的に再起動するので、その後 Telnet でログインして、"show environment"コマンドでファームウエアのリビジョンを確認します。
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