2013年8月16日金曜日

FPGA FMトランスミッタ: D/Aコンバータを替えて再挑戦

前作では、FM 波を IF 周波数帯で発生させ、FM 放送波帯に折り返されるイメージ成分を FM チューナで評価してきました。
次は FM 放送波を D/A コンバータで直接発生させることにチャレンジしてみたいと思っています。
FM放送波は 76~90MHz なので、500MHz 以上のサンプルレートで D/A コンバータを動かしてみようという魂胆です。ただ、前作の延長で作るには、FPGA(Spartan を想定) のスピードが追いつきません。
ところが、最近ではサンプルレート変換器を内蔵し 1GHz で動作できる D/A コンバータが手に入るようになりました。これを使えば、D/A コンバータを取り替えるだけで構想を実現できそうです。

ざっくりとした D/A コンバータの要件
・500MHz~1GHzで動作。
・D/Aコンバータは12ビット以上。
・8倍~16倍のサンプルレート変換器 (Interpolator) を内蔵。
・なるべくローパワー
・個人で1個でも入手可能で無茶な価格ではないこと。
・手はんだ可能。

このような D/A コンバータをネットで探してみたところ、Analog Devices AD9776A (1GHz, 12bit) や Maxim Integrated の MAX5893 (500MHz, 12bit) が見つかりました。
入手性を考えると AD9776A が良さそうです。






データシートを見ると素晴らしいデバイスですが、素人が扱えるシロモノなんでしょうか。
とりあえず作ってみて、失敗するのも経験かな


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