2014年7月23日水曜日

LDOレギュレータの最小負荷電流で失敗の話

今まで電源レギュレータICの最小負荷電流の制限は考えもしませんでしたが、無負荷で使ったところ想定より高い電圧が出る事象に遭遇しました。データシートはちゃんと読まなきゃだめですね。


使ったのは、秋月で入手した可変電圧LDOの AZ1117H-ADJ 。aitendo のマイコン基板 PCB-ATMEGA8 に使おうと手持ち在庫からピンアサインが似ていたこの IC を選びました。
ところが 3.3Vが出るようにセットしたはずが 4V 以上出てきます。マイコンの動作に支障はありませんが、こんないい加減では困ります。データシートをよく見ると、Minimum Load Current なる項目が目にとまりました。この制約はこれまで意識したことがありませんでしたが、半信半疑ながら負荷に1kΩの抵抗を追加したところ計算通りの電圧が出力され驚きました。まあ書いてある通りなんですが。



とりあえずこんな回路にしました。


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